お知らせ
藤井寺市耐震セミナー
和泉市の耐震、水回りリフォームの正住です。
世界規模で多発される大震災…。
先日も、メキシコで大地震があったばかり…。
そんなニュースがあったせいか、藤井寺市役所で行われた…耐震セミナーには、
数多くの市民の方が、来られていました。
私も耐震相談員として、出席していたのですが、
みなさん、必死に講演を聞かれていましたよ。(@_@;)
今回、藤井寺市では、初の試みとして、耐震セミナーを開催されたのですが、
反響があったので、今後も、セミナーを定期的に、開いていくとのことでした。
30年以内に、南海トラフによる大地震が起こる可能性が、70%以上と言う事もあり、
やはり、“日頃から備える… ” ことが、大事なんだと痛感させられました。
講演が終わってから、希望者のみ残って、耐震相談員の方に、
ご自宅の耐震性など不安に思っていることを、相談できる時間が少しありました…。
10人以上いる相談員が、順番に相談を聞いていきましたが、
私が相談を受けた方も、深刻な問題を抱えていまして…。 (*_ _)
親の持ち家を相続した3人兄弟が、それぞれの名前で共有名義にしていましたが、
相続した子供たちも高齢で、そのうちの一人が、最近、お亡くなりになられたようで…。
残った2人で、あと建物をどのようにしたら…、とのご相談でした。
建物は、ほとんど手付かずで、耐震性も気になるとのことでしたが、
『まず、市役所の補助金を使って、耐震診断が受けられるのか?
そして、そのあと、どのように耐震補強やリフォームなどを、考えていけばよいのか…。』
建物を、取り壊すのもお金がかかりますし、取り壊した後の税金増額の問題もあります。
取り壊す費用の補助金もあったりしますが、総額となると…。
やはり、高額になることに間違いありません。
相続問題、空き家問題、耐震性に劣る住宅問題などなど、
これからの日本で取り組むべき問題は、山積しています。
戦後、日本では、人口増加に伴って、たくさんの家が建てられました。
それらの家も、現在では、老朽化が進み、リフォームしないと、住みにくい家となっています。
当然、住人の方も高齢になっていくので、今後、ますます、このような事例が問題になってきます。
もちろん、相続問題や空き家問題などは、私には、どうすることもできませんが…。
でも、やれることから、一歩づつ…、安心、安全、快適な家を造ることは、私の使命なのです。
来るべき大震災に備えて、今から取り組むことが、大事なのです。(*´▽`*)