その他
大阪狭山市 K邸 外壁工事 現地調査②
和泉市の外装、水回りリフォームの正住です。
この間の現調の続きです。
この間は、ブルーシートで覆われていたため、全貌がわからなかったのですが、
ブルーシートをめくると、かなり雨水が内部に侵入していて、
下地の腐食が、かなり進んでいる様子…。(”◇”)ゞ
とくに、正面からみて左側。
ベランダの雨水が集まってくる箇所であり、雨樋が詰まっていて、水の流れが悪かったりすると、
雨水が溢れて、壁の内部などに侵入していきます。
その結果、雨が降ると、内部に水が溜まり、肝心な下地材木他を腐らせてしまい、
今回のようなベランダの外壁がゴッソリ落下してしまうと言う、考えられない事態が…。
いや~、怖いですね~、恐ろしいですね~。( ゚Д゚)
目に見えないだけで、知らないうちに、壁の内部の材木などの腐食が進行しているなんて…。
今回の外壁落下の原因の一つと考えられるベランダの状態…。
ベランダの防水も年数が経って、防水効果が落ちているようですし、
周辺を取り囲む鉄柵もサビが回って腐食が進み、穴が開いている状態…。
防水は、上から(表面)雨などで、叩かれる分には良いのですが、穴などが開いていて、
防水の裏側に水が回ると、いっぺんに雨漏れしてしまいます。
防水の材料の種類によって変わりますが、やはり10年以上経っている箇所は、
何らかの問題があるかもしれないので、早めのチェックが必要です。
今回は、対人の事故はなかったので、まだ良かったのですが、
これがもし、お施主様の頭の上に落ちて来ていたら…。
もしくは、通行人などに当たって大けがをさせてしまったら…。
考えるだけでも、ゾッとします…。
表向きは何ともなくても、腐食、劣化が進んでいる場合がありますので、
(特に、築30年くらいの建売住宅などは、要注意!!)
やはり、早めの点検、そして、補修をオススメします。 ^^) _旦~~
当社では、インスペクターと言う…住宅の点検診断士が在籍しています。
長年、住み慣れた住まいで、そこに住んでおられる住人の方や、近隣の方などが、
ケガなどの事故に巻き込まれないように、願ってやまないワタクシなのでありました。。